一般質問（冠水対策、冠水後の消毒について）
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一般質問はYouTubeの録画配信から見られます。是非ご覧ください。
53:06から峯山の一般質問が見られます。
＜峯山＞台風や大雨の際に冠水する地域箇所への対応，対策，被害後の消毒はどのようになって いるのか伺います。
＜建設課長＞冠水対策ですが，冠水する主な要因として，新利根川の排水 能力が不足していることが考えられます。新利根川につきましては，流域の宅地開発等に よる雨水の流入が増加したことによって，排水能力が不足していることから，茨城県にお いて，昭和56年度から改修工事を行っております。また，上流部である利根町内でも平成 5年度から調節池の整備を行い，第2調節池までの整備が完了し，河道の拡幅整備をして いるところでございます。
町といたしましては，茨城県が策定した霞ヶ浦圏域河川整備計画にもある第3，第4調 節池の早期完成を引き続き茨城県に要望してまいります。そのほかニュータウン東側にお いては，一時的な冠水対策として，集水ますや配水管の改修を行っております。
＜生活環境課長＞被害後・浸水後の消毒につきましては，自治会長，区長 からの要望を受けて実施しております。また，町民の方より要望があった場合にも自治会 長，区長に相談した上で実施しております。実施方法につきましては，まず，要望があった浸水地域を確認し，自治会長，区長に相 談し，消毒する範囲を決定いたします。その後，町が所有しております動力噴霧器を利用 し，晴天が続くときに職員が消毒液を散布いたします。散布場所につきましては，個人敷 地境界付近の歩道や道路等の散布を行っております。また，昨年6月のときには，町民の 方から個人宅の浸水した場所も消毒してほしいとの要望がございましたので，自治会で要 望を取りまとめていただき，次回からの消毒を依頼されている状況でございます。
今後におきましても，個人宅内の浸水箇所につきましては，要望の取りまとめを自治 会・区に御協力いただき，所有者立会いの上で消毒作業を実施していきたいと考えており ます。件数が増え，職員による消毒が難しくなった場合には，専門業者に委託し，消毒作 業を行うことも検討してまいります。
＜峯山＞まず，建設課への改めての再度質問になるのですけれども，昨年 6月ニュータウン入り口が冠水したときに通行止めをお知らせする看板が出ておりまして， 車が冠水場所に入っていかないようになっておりました。しかし，その場所が冠水場所近 くの本当に直前でして，迂回する車がニュータウンに何台も入ってきまして，私たちだったら分かっているのですけれども，ニュータウンも同じく冠水している場所がありますの で，何度も迂回することをしていた車がありました。当時，迂回する車に対しては，ニュ ータウンの住民の方たちからこっちも冠水しているよとか情報をドライバーの方にお話し ていただいて，何とか冠水場所を避けて通っていくということができていたのですけれど も，この通行止めの看板の置く場所なのですけれども，これは県が設置するのでしょうか。
＜建設課長＞最初県が設置しましたけれども，余りにも団地に近かったの で，建設課で県に連絡をし，遠ざけた状況でございます。
＜峯山＞確認なのですけれども，あくまで設置するのは県で，設置場所が ニュータウンに近すぎたため，建設課が改めて場所を対処されたということでよろしいで しょうか。
＜建設課長＞はい，そのとおりです。
＜峯山＞恐らく今年も6月以降また線状降水帯が発生したり，台風が来た ときに冠水することが予想されます。そのときに昨年のことを生かして，建設課がよい場 所に看板設置されたということなのですけれども，最初からその場所に設置することを県 に要望することはできるのでしょうか。
＜建設課長＞通行止めのバリケードの設置場所を団地から遠ざけ，団地に 近づかず迂回してもらえるような措置を県のほうにお願いいたします。
＜峯山＞排水に関してなのですけれども，排水ポンプ車，利根町で買うの は難しいですか。
＜建設課長＞排水ポンプ車ですけれども，県内では取手市，ひたちなか市， 大子町が保有していると思います。私が調べた限り1台当たり4,600万円とか5,500万円と なっております。
利根町の場合，道路が冠水している時点で農地も冠水しており，排水路も水位が高い状 況が考えられ，排水ポンプ車による大量の水の排出先が難しいものと考えております。
＜峯山＞ということは，何だかんだ，やはり新利根川が問題なのですね。 その新利根川を何とかしないと，もうどうしようもないということでよろしいですか。
＜建設課長＞そう感じております。
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