東海第二原発を視察
《東海第二原発の現状と課題について》
昨年11月、日本共産党地方議員団の一員として東海第二原発を視察しました。同原発では再稼働に向け、2026年12月を目標に対策施設の設計変更や施工が進行中で、再稼働には施設の完成が必須とされています。
防護壁や基礎部分の安全性は検査で確認済みですが、施工不良が疑われる箇所については検証中です。
また、解析作業の遅延により規制当局への報告が遅れている中、「早急に対応し審査を進める」との説明には疑問を感じました。非常用発電機室では雨水侵入の問題が発生しており、現在は排水ポンプで対応中ですが、今後恒久的な排水経路を設けるとのことです。
視察では議員以外の帯同や写真撮影が禁止され、情報管理が徹底されている印象を受けました。47年目を迎える東海第二原発を再稼働させないため、今後も動向を注視していきます。
0コメント