みね山以外の12人が原発問題をスルー

利根町の選挙広報を見ていると、あることに気がつきました。私以外の候補者12名全員が原発問題をスルー。原発は政治が絡んだ問題です。選挙期間中だからこそ、政治家ならば立場を明確にするものだと私は考えます。だからこそ、選挙の公約(政策)に東海第二原発の再稼働反対、廃炉を求めると掲げています。

私は東海第二原発の再稼働に反対です。築40年以上も経つ古い原発ですから、いつ事故を起こすかわかりません。福島の原発事故の後処理は?保障は?土に還らない?半永久的に残る燃料デブリの処理はどうする?といった問題があり、誰も解決することができません。そのようなもの(人間の手に負えない。持て余す。)物はなくすべきだと考えます。

茨城県に住んでいて東海第二原発の再稼働可否は避けて通れない問題です。茨城県に暮らしていて政治家を志すならば、東海第二原発の問題(再稼働可否)は大事な政策の一つになります。

もし再稼働を容認して、実際に再稼働したとします。そして事故が起きて放射線が降り注いだ場合、人体に影響が出る、被曝する、誰も責任を取れない。起きてからでは手遅れ。もう元には戻せない。それが原発事故の恐ろしさです。

東海第二原発から約100km離れている程度の距離では利根町も被曝の危険性は高いです。チェルノブイリの事故が全てを物語っています。

チェルノブイリの事故は参考にならない、福島の事故とチェルノブイリの事故では状況が違うから、福島の事故は被爆者が少ないという人もいます。

学術会議の人事権にまで政府が口出ししている以上、原発関係の発表は全てが信じられません。何が本当で、何が嘘か。原発安全神話が崩壊していて、なおかつメディアまで政府に忖度して本当のことを記事にしない以上、何も信用できません。

はっきりしているのは、放射線は目に見えないということ。利根町に放射線が降り注いだとき、利根町の議員や職員はどうやって町民を守るのでしょうか。

「防災」とは災害を防ぐと書きます。だからこそ、未然に被曝を防ぐために私は作られてから40年以上もたつ古い古い東海第二原発の再稼働に反対し、廃炉にすることを求めます。

みね山のりあき(峯山典明)公式サイト

このウェブサイトは、利根町議会議員(2019.4〜2021.6、2023.4〜現在)みね山のりあき(峯山典明)の公式サイトです。