【演説】利根町の特色ある教育こそ、民俗学!(文字書き起こし)
柳田國男の町、利根町
文学者が大勢訪れた利根町
過疎地域に指定された今だからこそ、民俗学を生かさない手はありません!
文化継承の担い手を育むためにも、町全体で民俗学を取り入れる。
あらためて利根町の文化・歴史を学ぶことで利根町のことを深く知ることになり、その過程で利根町に愛着がわく。
利根町の特色ある教育こそ、民俗学!
(以下、動画音声の書き起こしとなります)
ご近所にお住まいの皆様、こんばんは。
この度、利根町の町長選挙に立候補いたしました、みね山のりあき、と申します。
今からこの場所をお借りして、私、みね山のりあきの「まちづくり」に対する想いを訴えさせていただきます。
ご協力のほどよろしくお願いいたします。
私は過疎地域に指定され、人口減少が続いている利根町において、活性化のための一つのヒントとなるものは「民俗学」だと考えています。
利根町は、独自の教育を行うと言いながら、今、小中学生に行っているものは、首都圏の子ども達となんら変わりないものです。
日本ウェルネススポーツ大学と連携して競技会の時に記録をつけてもらう。
ALTを呼んで英語教育を行う。
自然を活用して、子ども達に自然とふれあってもらうなど、どの自治体でも同じようにやっていることを、利根町でも行っています。
私は、これらの教育は利根町独自のもの、利根町の特色を生かしたものとは到底言えないと思っております。
利根町は、「柳田國男」の町です。
民俗学があります。
以前、私は、シティプロモーションのセミナーに参加した時、民俗学について学んで来ました。
民俗学は、その土地の歴史や文化、これらを継承することはもちろんのこと、学ぶことによってその土地をより深く知ることになり、愛着を持つことができるというものです。
利根町では子どもの数が減り、お祭りなど、さまざまな行事が継続できない状況になっています。
利根町の全域、どの地域でも同じようなことが起きています。
だからこそ、柳田國男の提唱する民俗学を今、このタイミングで小さい頃から学んでもらい、ふれてもらい、利根町の魅力、利根町の歴史や文化がどれだけ大事かということを認識してもらい、この利根町という町に愛着を持ってもらうということと、つながるんじゃないでしょうか。
利根町には柳田國男はもちろんのこと、小林一茶、そして、赤松宗旦もいました。
ほかにも多くの文化人が利根町を訪れています。
それらは文献で見ることもできます。
どのようなことをやってきたかも知ることができます。
文学に興味がある方達が利根町に関心を持ち、興味を持ちます。
どうして、利根町が、この文学と歴史、民俗学などをないがしろにしてしまったのでしょうか?
お祭りがある時だけ騒いで、お祭りがある時だけ注目する。
それは当たり前のことです。
たったそれだけでは、町は活性化しません。
365日、毎日、利根町の歴史を学ぶということを習慣付けることによって、愛着が生まれてきます。
今こそ、利根町役場の職員含め、小さい子どもからお年寄りまで、利根町に暮らす多くの方達に民俗学を勧め、町全体で学び、本当の意味での民俗学の町、柳田國男の町と訴えることが、利根町が注目されることにつながるのではないでしょうか。
町が注目され、文学に関心がある方達が集まれば、自然と利根町は元気になってゆきます。
利根町に移り住みたい、こんなにも文学に関わりの多い利根町だということがわかれば、文学に関わる方達が、利根町に移り住みたいと思うことも可能性はあります。
今、利根町は、これと言って移住・定住の支援策はありません。
どこの自治体もやっている同じようなことを後追いでやっているだけです。
そのため、成果は現れず、利根町から出て行かれる方の数が、転入される方の数よりも多い状況が毎年続いています。
だったら、利根町独自のもの、利根町だからこそできるもの、それは民俗学だと私は提唱いたします。
町長になって、民俗学を思う存分学んでもらい、民俗学の町、文学の町として利根町を発信し、日本全国、多くの方達に利根町を知ってもらう。
それが私の考える利根町の活性化、利根町を元気にさせる方法です。ぜひ、私と一緒に、民俗学を一緒に学び、利根町の文化・歴史、もう一度、ゼロから一緒に学び直しませんか?
私たちと一緒に利根町をより深く知ることで、地域を活性化していきませんか?
7月4日には、投開票を迎える利根町の町長選挙。
皆様の大切な一票を私、みね山のりあきに託していただけないでしょうか?
利根町を元気にするため、活性化させるため、こうもう神社のような、伝統ある重要文化財をより多くの方に知ってもらうため、利根町を文学の町、民俗学の町として発信していきませんか?
ぜひ、私、みね山のりあきに皆様の大切な一票を託してください。
皆様のお力が必要です。
皆様のお一人おひとりのお力をぜひ私に貸していただけないでしょうか。
どうぞよろしくお願いいたします。
以上で、この場所をお借りしての私、みね山のりあきの「まちづくり」に対する想い・政策を訴えさせていただきました。
最後まで、ご協力いただきまして、どうもありがとうございました。
失礼いたします。
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